ということで、前回に引き続いての散財日記。慰安旅行やら懇親会やら忘年会やらの、年末のあわただしいスケジュールもなんとか消化しての雑記。散財日記や雑記だと、ざっくりと簡単に作るようにはしているのですが、意外と作るのに手間がかかって、時間もかかる。自然と更新が遠のきます。
ヒーローバンク 秘密戦隊 ゴレンジャー・(新品/バンダイ) 1,000円
こちらは、バンダイより2011年に発売されたヒーローバンクという商品。これのコンセプトを簡単に表現すると、デパートの屋上や遊園地にあった100円を入れてまたがり、何分間か動くという懐かしい遊具を貯金箱化したもの。駄菓子屋貯金箱とか、ピカデリーサーカス貯金箱、スペースインベーダー貯金箱などと、同じようなレトロな貯金箱。
貯金箱自体は、それほど凝った仕掛けがあるというわけではないのですが、ここに目を付けたという着眼点が凄い。時代によってウルトラマン、仮面ライダー、アカレンジャーの3種が発売された。
1円と500円以外の硬貨を入れると、遊具を模したヒーローフィギュアが数分間動くというもの。この乗り物の正式名称は、ムーバー、電動ライドというらしい。公園などでは電気を使わないスプリング遊具というものがあり、一体いつ頃からあるものなのか、そうとう昔からのよう。
どうやら、フィギュアのポーズなども、実際の遊具を忠実に再現しているらしい。残念ながらアカレンジャーの遊具画像は見つからなかった。
ゴレンジャーは、1975年に放送が開始されスーパー戦隊シリーズの礎となった。25周年記念ということらしい。1966年開始のウルトラマンは45周年、1971年の仮面ライダーは40周年となっている。
実はこのようなものが発売されていると最近まで知らなかった。以前ほどは、アンテナを張ってないし、アンテナが鈍ってますな。発売当時の価格は約3,000円で、アマゾンだとウルトラマンと仮面ライダーは売り切れ、アカレンジャーのみ1,000円~くらいで売っている。オークションだと1,000円~2,500円といったところ。ウルトラマンは、すでに入手が難しいっぽい。
子供の頃に乗った記憶というのはないが、ビデオゲーム目当てで行ったデパートの遊技場に置いてあったので、やはり懐かしい。対象とするのは、2~3歳から幼稚園くらいまでの幼児でしょう。
今だと、このようなものを置いてある場所自体が少なくなっているし、少子化で乗る子供自体が少なくなっているのではないでしょうか。ということで、これはまたネタとして紹介します。
DVD・風立ちぬ・(中古/スタジオジブリ) 380円
DVD・ハウルの動く城・(中古/スタジオジブリ) 600円ほど
説明不要のスタジオジブリのアニメーション作品2本。ジブリのDVDは、中古でもそこそこの値段がしますが、風立ちぬは公開された後のレンタル落ちが出回っているということで、今はわりと安く入手できる。ハウルの動く城もゲド戦記などと並んで、わりかし入手しやすい一本だと思います。
ハウルの動く城は、2004年に公開された宮崎駿監督の作品。プロの声優を使わず、キムタクや賠償千恵子、美輪明宏、我修院達也といった俳優やタレントを使ったことで話題となった。原作は、イギリスのファンタジー小説から。宮崎監督作品としては、それほど人気がないほうの作品だと思いますが、個人的には良かった。城が動くという発想、自宅のドアが色々な場所に繋がっているという発想が良かった。
風立ちぬは、2013年に公開された宮崎駿監督の作品。長編アニメーションからの監督の引退作でもあります。ゼロ戦の設計者として有名な実在の人物である堀越二郎をモデルに、小説家堀辰雄の世界観を持っているというちょっと複雑な設定の作品。こちらは、まだ未視聴のため、また紹介します。
海外のゲーム&パソコンガイドブック・(古本/オークラ出版) 1,200円
こちらは、海外で発売されていたレトロなゲーム機、ホビーパソコンをまとめたガイドブック。このようなレトロゲーム機、レトロパソコンのガイドブック本はいくつか発売されていますが、題材が海外ということもあって、国内向けの書籍としてはとびきりマニアックな一冊。
著者は、ホビーパソコンガイドブック、ホビーパソコン興亡史、家庭用ゲーム機興亡史の前田尋之氏。徳間書店でパソコンゲーム誌の製作に携わり、コナミも勤務していたという経歴の持ち主。
アタリ2600、インテレビジョン、コレコビジョン、アタリリンクス、アタリジャガー、任天堂エンターテイメントシステム、セガ・マスターシステムなど有名どころから、聞いたことも見たこともないようなパチ機に近いようなものまで網羅されている。
アマゾンやオークションのおかげで、書店で買い逃してもいつでもこのようなマニアックな書籍が入手可能になったというのは、大きいですね。タツミムックの辰巳出版ともども、オークラ出版というのは、実にニッチなところを付いてくるのが上手いと思います。アタリショックの象徴ともいえるアタリ2600用のETの発掘を取材したドキュメントDVDとか、手に入れておきたいものはきりがない。
ということで、歳末のあわただしい中の散財日記でした。