ということで、散財日記&雑記。38年ぶりに復活となったカシオゲーム電卓がごく一部で話題に。情報を知ってすぐにヨドバシに注文を入れたのですが、入金が少し遅れてしまった(もちろん支払い期限内)。サイトを見ると次回入荷8月分~となっている。気が付くと通販サイトはどこも売り切れ、オークション、Amazonあたりだと、5,000円~なんて値が。8月まで待つか・・・と思っていたのですが、とりあえず届いた。で、どうしても先にやりたいネタが出てきて、こちらは次回以降に。
Windows95/98 デストラップ ダンジョン・(中古/アイドスインタラクティブ) 1,300円(送料込み)
どうしても先にやりたかったというネタがこちら。こちらは1998年にEidos Interactiveが発売したWindows95/98用ゲームDeathtrap Dungeon デストラップ・ダンジョン。ちなみに海外ではプレイステーション1にも発売されていたようです。まだ動作させてないのですが、Windows95/98用ゲームということで動かない可能性の方が高い。
ではなぜ、そんなものをわざわざ手に入れたかというと、タイトルでわかる人にはわかりますが、こちらはFighting Fantasyシリーズの一冊として1984年に発売されたDeathtrap Dungeon(邦題は死のワナの地下迷宮)のゲーム版だったから。Fighting Fantasyシリーズは、本編のゲームブック以外にもゲーム化されており、Games Workshopからボードゲーム(1986/1993)、Commodore 64など欧州でヒットしていたパソコン版(1984)、2006年にはNintendo DS用のFighting Fantasy The Warlock of Firetop Mountain、それ以外にも携帯やスマートフォン用アプリなど色々と開発されています。近年2017年だとSteamで発表されたFighting Fantasy Legends(日本語版あり)なんてのもあります。
この頃、イアンリビングストンはEidos Interactiveの社長兼CEOを務めており、タイトルにもしっかりIan Livingstone’s Deathtrap Dungeonと入っている。パッケージは、大きな箱の中に変形防止用の紙の内箱と説明書、ソフトが収められている、この当時の平均的なもの。
実際、日本語版があること自体が奇跡のような怪作。裏を見ると、どことなく嫌な予感が漂い始める・・・。
Fighting Fantasy第6作目、死のワナの地下迷宮は名作でした。日本でも人気が高い作品のひとつといって良いかと思います。これ欧州やイギリス本国では特に人気が高い作品だそうで、イギリス本国では50万本売れたそう。
プレイヤーは旅の冒険者となって、他に4人のライバルとともに強大な権力者Sukumvit公の作った迷宮に挑む。迷宮探索競技は、町のイベントにもなっており、やかましく打ち鳴らされる銅鑼や鐘の音とともに、祭りは最高潮の盛り上がりを見せる。と、このような感じで否が応にも気分が高まる演出が満載で、確かにこれは名作。
書籍のDeathtrap Dungeonは、日本でも2008年に再出版されており、すでに社会思想社はもうなかったため、この時はホビージャパンより発売された。この時のタイトルは、日本版でもデストラップ・ダンジョン。これが萌え絵を使っており、リビングストンがそれに反応をしたため、日本語で検索するとこのネタばかりが引っかかる。
肝心のゲームの方は、英語版Wikiによれば GameSpot誌からDeathtrap DungeonはSony PlayStationのゲームのローエンドになることが判明したなんて言われている。このEidos Interactive社は、Tomb Raiderの発売元なので、つまりはTomb Raiderの3Dエンジンを使ったアクションゲーム。なんだか気持ち悪いモンスターが出てきて、攻撃するといちいちモンスターの首が飛んだり、ばらばらになったりと、どうにも日本人には受け入れがたい臭いに満ちている。セーブするたび、いちいち冒険者がモンスターより斬首される意味不明なムービーが入る。
ただFighting Fantasyのゲーム化として考えたらこれは貴重で、コレクターズアイテムとしても良いのでは。オークションだと1,000円~、Amazonだと新品が~3,000円ほどで売っている。
ただし品物自体が流通していないので、レアといえばレア。Amazonの新品は最後の残り一個と思われますので、気になる方はお早めにチェックされてみてはどうでしょうか。多分動かないと思われるので、お好きな方のみ限定で。