ということで、2ヶ月ぶりくらいの散財日記。特に忙しいというわけでもなかったのですが、資格試験のための準備中ということで、散財どころではなかった。月に中古の書籍やDVDを4~5冊買っている程度で、あまり欲しいもの自体がない。強いていえば、車用のドライブレコーダーとGoProのようなウェアラブルカメラが欲しいでしょうか。ただし、更新しないとどんどんと溜まっていくため、少しずつ消化します。
ファッションセンターしまむら&CAPCOMコラボ 魔界村Tシャツ・(新品/ファッションセンターしまむら) 700円
こちらは、ファッションセンターしまむらとCAPCOMがコラボした魔界村Tシャツ。このようなレトロゲームTシャツは、ユニクロと任天堂のコラボが最近話題となりました。そちらも欲しいものは確保しているのですが、更新していなかったため旬は逃しているので、まずはこちらから。7月19日より発売開始で、CAPCOMだけではなくSNKともコラボしており、ファイナルファイト、餓狼伝説、侍スピリッツ、ザキングオブファイターズなどが販売されている。
魔界村は、ロゴが大きくプリントされたバージョンとレッドアリーマー、アーサーのキャラクターがあしらわれたものの2種類。しまむらのTシャツは通常1,500円~くらいからなのですが、夏ということかしまむら安心価格の700円。キャラクターTシャツとしては、驚異的な価格だと思います。
わかってるな~と思わせてくれるのが、ファミコン版パッケージを再現したタグが付いている点。これがあるとないとでは、商品価値に大きく差が付いてくると思います。
キャラクターバージョンのデザインはこのような感じ。ブラックを背景に、アーサーとレッドアリーマーの対決を再現している。
もともとは、単なる中ボスに過ぎなかったのに、そのトリッキーな動きとしぶとさから、後に主役としてゲームまで発売されるほどの人気となったレッドアリーマー。魔界村は難しかったため、こればっかり見る機会が多く印象に残ったということかもしれませんが。
パンツ一丁が印象的なアーサー。パンツ一丁でデートしたりと、何かとパンツ一丁がトレードマークなお方。
魔界村の思い出としては、ファンタジーやRPGがはやり始めた頃に登場し、世界観や音楽も良かったため大変惹かれた作品のひとつだった。ただ、その高難易度でも有名な作品で、アーケードでは早々と断念した。ちょうど夏という時期でもありますし、レトロゲームTシャツが700円というのも破格の値段なので、部屋着にも使えるし思い出のある方は買っておいて損はないのでは。
復刻版 週刊少年ジャンプ パック1(集英社ムック)・(新品/集英社) 900円
こちらは、7月15日に発売された復刻版 週刊少年ジャンプ パック1。少年ジャンプの創刊号と653万部を記録した最大発行部数号をセットにして復刻したもの。このような復刻企画は好きなため迷わず購入。表紙しか見たことがなかったジャンプの創刊号と、当時確実に読んでいたと思われる1995年新年3・4合併号のセットということで、どちらも機会さえあれば読んでみたかった。2冊で900円という価格が迷うところですが、当時の広告まで再現されたかなり本気の企画のようです。古本専門店で買うと、この価格ではまず手に入らないということで、ジャンプ好きにはぜひ手に入れておきたいところだと思います。
さすが最大部数号ということもあり、SLAM DUNK、DRAGON BALL、みどりのマキバオー、るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-、地獄先生ぬ~べ~、ジョジョの奇妙な冒険、こちら葛飾区亀有公園前派出所など、アニメ化された有名作品が一冊の雑誌に収録されているという、今では考えられない奇跡のような光景が。
ひとつ問題もあって、2冊の雑誌を紙質までそのまま再現して2冊をパックしたという構成になっている。つまり開封してしまうと、帯と一緒には保存しにくい。本棚に並べられるよう大人のコロコロ復刻版のように、化粧箱などを付けて欲しかった。
ということで、実はまだ読んでいないんですね。この後、第2弾、第3弾と予定されているようですから、そこが改善されると有難いなあ。
ジャンプは、ワンピースの連載が始まった頃までは時々手にとって読んでいました。この最大部数を記録した頃は、子供も多かったですから、ゲームにしてもホビーに関しては何につけても活気があった。少子化の今となっては、もう二度とこのような時期が来ることはないんでしょうね。
80's 最強マンガ大解剖 (SAN-EI MOOK)・(新品/三栄書房) 980円
こちらは、ジャンプ復刻版と合わせて購入した三栄書房の80's 最強マンガ大解剖。80年代という時代と少年漫画に焦点を絞って取り上げたムック本になります。時期的にもタイムリーですし、ジャンプ復刻版に合わせて企画されたものでしょうか?三栄ムックでは、ブラックジャック大解剖、ルパン大解剖、まんが道大解剖、北斗の拳大解剖、キン肉マン大解剖などの、漫画を特集したムック本を多数販売しています。
中身は、この当時のヒット作品が多数取り上げられており、なかなか豪華。有名どころは抑えてあるように感じます。ただバカボンやがきデカなどの70年代からの漫画や、めぞん一刻などのように青年誌からの作品は取り上げられていません。あくまでも80年代、少年誌縛りということのようです。
漫画作品だけでなく、ジャンプやサンデー、マガジン、チャンピオンそれぞれの元編集者のインタビューや、当時の裏話の漫画など作品だけでなく、それらに関わった当事者の視点からも掘り下げられている。
ただ、薄いムック本なので、有名どころは抑えられているけれど、それに特化した感じになっており、80年代の漫画を広く網羅すると言う構成にはなっていない。出版社や漫画家の協力や快諾が得られた作品が大きく扱われているのかなという感じで、マイナーな作品郡はそのほとんどが抜け落ちてしまっている。それでも、オールカラーに近い構成になっている上に980円という価格とページ数を考えれば、上出来だとは思いますが。
ということで、これら表紙に掲載されている漫画作品に思い入れのある方ならば買い。タイムリーな企画として、ジャンプの復刻版と合わせて買われるのも良いのではないでしょうか。
プロジェクトA2/史上最大の標的 デジタル・リマスター版・(中古/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン) 1円(送料350円)
こちらは、ジャッキーチェンの代表作といわれる1983年のプロジェクトAの第二段として、1987年に公開されたプロジェクトA2/史上最大の標的。プロジェクトAが未だにジャッキーの最高傑作として取り上げられることが多いのに対し、ほとんど忘れ去られてしまっているといってもよい一本。その最大の原因は、サモ・ハン・キンポーとユン・ピョウのスケジュールが合わず出演していないため、豪華さという点に欠けてしまったことだと思います。
一応、ストーリーは前作とつながっていて、ジャッキーは海上警察の隊長なのだが、今作では陸上が舞台。前作の海賊も登場することはするのだが、すっかり脇役に追いやられてしまっている。本作での敵は、暗黒街のボスと結託して私服を肥やす悪徳警察署長と清朝の密偵。時期的に香港が中国に返還される前ということで、題材的に微妙な政治問題も絡んでおり、前作のからりとした娯楽性は少し後退しているでしょうか。
ということで、世間一般的にはジャッキー映画としてそれほど人気がある作品ではないのですが、当時劇場に見に行った覚えがあり、MSX2用のゲームがポニーキャニオンより発売されていたということもあり、個人的には思い入れのある作品のひとつでした。
香港がイギリスの統治領で、映画からも自由な空気が感じられていた最後の頃の作品のひとつだと思います。こんな時期もあったなという感じで鑑賞してみるのも悪くないんじゃないでしょうか。