
これは、アオシマ(株式会社 青島文化教材社)より、販売されていた1/12 ネイキッドバイクシリーズのHonda DREAM50 ドリーム50。

オーナーであれば、ほとんどの人が持っている(と思われる)ドリーム50のプラモデル。あまり数が多くない、ドリーム50関連の定番アイテムのひとつです。

ホンダ承認のため、箱にはちゃんとドリームロゴも。
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アオシマのロゴが懐かしい。

ホンダ承認済みのマーク。

ピレリよりタイヤの許諾も。純正を正確に再現するためでしょう。

アオシマよりドリームのモデル化は4種類出ていて、ノーマル以外にHRCのパーツを組み込んだカスタム仕様、赤のスペシャルエディションバージョン、HRCレーシング仕様があります。現在も販売中なのはカスタム仕様のみ。特にHRCレーシング仕様が入手困難なよう。

ノーマル仕様。

カスタム仕様。どこが違っているか、わかりますでしょうか。

では、中を見ていきます。

ライト、ウインカーのレンズ類は透明パーツで再現。エンブレムなどはデカール。

純正の2本だしマフラーは、メッキーパーツで再現。

フロントサスとブレーキ。

リアサス。

ライトの反射板、トップブリッジなどハンドル周り。

クラッチ、ブレーキレバー、ハンドルのエンド部を再現するためメッキ。

本田車の特徴的なウインカー

エンジン周り。一見メッキのようにも見えるけれど、マフラーなどとは別パーツ。鈍い光沢を放つシルバーで再現されており芸コマ。

カムカバーやミッキーヘッド。

クラッチカバー。

チェーン。

ブレーキの前後ディスク。

ホイール。ネットの作例では、スポーク部を切り取って真鋳線などで再現したものが多い。でもプラとは思えないほど細いので、このままでも気にならないレベル。

タイヤやホース類は、ゴムやゴムチューブで再現。

フレームは、実車と同じ赤いパーツ。

スイングアーム。

タンク、サイドカバー、ヘッドライトカバーなどは灰色のパーツ。

取り説。

アオシマは、合体シリーズやイデオンなどのモデルで有名なメーカーですが、車やバイクのモデルも沢山出してます。ここのモデルの特徴は、?非常に車種が豊富、?ネイキッドバイクシリーズ、スポーツバイクシリーズなどシリーズ化が多い、?俺のマシンシリーズ(族仕様)、峠の神様シリーズ(走り屋仕様)などマニアっくな商品が多い等があげられます。同じ金型に改造パーツを加えたり、パッケージ変更などで多彩なバリエーションを実現しているようです。ドリームもノーマルのキットに、改造パーツを追加して4種のバリエーションを作っていたようです。

メーカーとしては、簡単にバリエーションを増やせる、作る側としては、アフターパーツメーカーの仕様が再現できると、両方にメリットがあります。さすが、合体戦艦にタイヤを付けたり、イデオンを無理やり合体させていたメーカーだけあります。

ということで、リーズナブルなわりには出来の良い、アオシマの1/12 ネイキッドバイクシリーズHonda DREAM50 ドリーム50でした。

参考:青島文化教材社のサイト、超絶プラモ道(2)アオシマプラモの世界・はぬま あん/竹書房