前回、ドリーム50再生ネタはひとまず一区切りと書いたのですが、新たなネタを入手したため続き。
正午の日だまりの中のドリーム。
ぱちエンブレム。違和感あるかなと思ってたのですが、意外となじんでいる。
コンビにやら郵便局やら近場の住宅地をうろうろしていると、意外とガレージ内にバイクが置いてあるお宅が多い。それは原付や、子供が大きくなって置いていったようなもの、昔乗っていたほこりを被ったようなものが多いが、微笑ましく感じる。
バイクのあるガレージ、バイクいじりのできるガレージライフに憧れました。
これは原付だし、屋根が付いてるだけのカーポートですが、気分は味わえます。
今月はもう小遣分を使い果たしており、磨いて終わりにしようと思っていたのですが、オクで思いがけないパーツを入手したので、時間の合間を見計らって取り付けてみることに。
入手したものはこれ。モンキー用(汎用)の330ミリショック。ショックの価格は、大陸製のものから、台湾製、国内メーカー、海外メーカーまでピンきりで、これは1円スタートの訳あり品で800円でした。左はシリコングリス120円。
訳あり品とはいっても、機能面でなくメッキ仕上げの荒れ。通常だと4,800円程度で売られているものだと思います。1円スタート分でも2,000円〜3,500円程度には上がってしまいますが、たまたまこの金額で落ちてきました。
そうはいっても、値段が値段だし思いっきり大陸製。
スプリング内のゴムの位置がおかしいです。検品してる?
どうも中華の下請けメーカーらしく、ホンダ、スズキ、KTM(オーストリア)、KYMCO(台湾)に卸してるよ、みたいなアピールがしてある。大丈夫かいなと思いつつ作業開始。値段が値段なので、サス交換の練習用でも良いか。
純正サスのボルトを外していきます。製造以来15年経過していますので、手ではなかなか外れない。軽いキックで外れました。
車体側も外します。車種によっては、スイングアームが落ちてしまうため、ジャッキなどを使った方が良い場合もあるようです。
さっそく問題発生。サスのカラー(取り付け部)が、上12ミリ下10ミリという構成になっているようで、下が入らない。箱は付いているのだが、取り説等はなし。交換用のカラーも付属していない。
仕方ないので、純正品を流用。取り付け部のサイズが一緒で良かった。
車体が落ちてくるので、なるべくなら片側一本ずつやった方が良いが、純正と同一の330ミリなのに長さが微妙に合わず入らない。仕方ないので両方外して車体を支えつつ、結合部にグリスを塗ってから取り付け。
純正品との比較。長さはほぼ同じだが、太さがかなり異なる。
ボルトも新品に交換してやった方が良いが、手持ちが無かったので再利用。錆だが汚れだかわからないものが、こびり付いています。
パーツクリーナーで磨いてやると、綺麗に落ちました。
ボルトとワッシャーを4つとも洗浄。ここで手を抜くと、せっかくの新品への交換が台無しになります。
洗浄後に取り付け。もうビカビカ。
ボルトは小さな部品ですが、ぱっと見の印象には結構影響ある。
4箇所とも取り付けた後、増し締めを行って完了。
これまで使っていた純正。表側はそれほどでもないが、裏はこのような感じ。製造後15年が経過してますが、走行は1万キロほどなので、機能的にはまだ使えると思います。
もう一本は、大きな錆も無く比較的綺麗。15年という年月を考えれば、錆びを抑えて外観を維持しているのはすごいかも。
交換後の赤ショック。普通社外品で赤だと、アクセントやワンポイントとして目立つと思いますが、ドリーム50の場合はフレームが赤なので、あまりインパクトはない。純正と同じメッキか、HRCのように黒だったら良かった。
ただ上記の錆錆の純正品が、新品になったというインパクトは大きい。純正のように、錆を防いで15年この状態を維持してくれるとは、到底思えませんが。
走った感想としては、純正より少し硬いかな?ボヨンボヨン跳ねるかな?といった印象。元々ドレスアップ用で走りのためのパーツではないし、モンキー用の汎用品の流用ですから、期待はしていません。
耐久性などはこれからですが、普通に使えて特に問題はないです。スポーツサス導入までのつなぎでも全然OKかも。
ということで、ドリーム50リアショック交換でした。